音楽とオーディオ物語

音楽とオーディオ好きの人へのメールメッセージです。音楽に関すること、当店で人気のある中古オーディオ製品の情報など毎月物語り風にお届けします。また、楽しいお便りもお待ちいたします。

音楽とオーディオ物語 (マガジンID:0000131322)

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(ご挨拶)

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こんにちは。発行者の小川 進です。
秋葉原ラジオ会館4F、「清進商会」店主で、中古オーディオビジュアル機器の販売をして
います。
ずっとずっと前の学生時代から音大の講師時代そして今・・・・・・、音楽にまつわるお話と
特徴のあるオーディオ製品の紹介をしていこうと思います。是非お付き合いください。
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発刊第0号(準備号)「ピアノのお話」と「テクニクス SH-8075(グラフィックイコライザー)の巻」

「ピアノのお話」

普段、特に気にもせず目にするピアノですが、なかなかどうしてその生まれにはドラマがあります。
今回は最もポピュラーなピアノ誕生のお話です。

 バッハやヘンデルが活躍していた18世紀の初めごろ、現在のピアノの前身となる鍵盤楽器がフィレンツェで発明されました。
 その当時、鍵盤楽器として普及していたのは、オルガンの他にチェンバロとクラヴィコードがありました。チェンバロは現在でも時々使われていますので、お聞きになった方も多いかと思います。この楽器は弦を爪のようなものでひっかけて音を出します。まあまあの音量が出せますが、強弱をつけられないという弱点があります。クラヴィコードはとても面白い楽器で、鍵盤を弾くと向こう側でコマのようなものが上がって、張ってある弦を押さえて音を出します。従って強く押せば強い音が、弱く押せば弱い音が出ます。その上、押さえた鍵盤を震わすとビブラートまでできてしまうという、はなはだ表現力に富んだ楽器です。バッハがこの楽器を大変愛用したといわれています。ただ、この楽器には、また大いなる弱点がありました。極端に小さな音しか出せなかったのです。大きな部屋では、聞き取りにくいぐらいでした。だからとても演奏会では使えませんでした。
 そこで考えだされたのが、弦をハンマー状のもので叩く機構です。これは鍵盤を弾くことによって、ハンマーが上に投げ出されて弦を叩くという方法です。これによって十分な音量と強弱の変化を併せ持った鍵盤楽器が出現しました。
 ピアノは正式名称を クラヴィチェンバロ コル ピアノ エ フォルテ といいます。クラヴィコードとチェンバロの特徴を併せ持って、弱い音から強い音まで出せます。という、三井住友太陽神戸 みたいな大変安易な命名でした。でもあまりに長いので、ピアノフォルテとか、ピアノとかいわれるようになりました。
 バッハはこの楽器の試作品を試して、「まだちょっと実用的ではないねえ。」とか言ったそうです。しかしそれからどんどん改良が進み、やがて、ちょうどLPとCDが入れ替わったように、ピアノとチェンバロの交代の時期がやってきます。この交代の時期は、ある人がいうには、ちょうどモーツアルトが20歳の時だそうです。でもこの説にはなんの根拠もないので信用はできませんが、でもまあそんなところかもしれません。モーツアルトが20歳というと1776年になります。この年ベートーヴェンは6歳です。ベートーヴェンが作品1を発表する25歳のころには、完全にピアノの時代になっていました。(モーツアルトはその4年前に死んでいます。)
  さて、ベートーヴェンはピアノの発展になくてはならない人でした。ベートーヴェンの時代にピアノはその規模をどんどん拡大します。ベートーヴェンは新しい大きなピアノがくると、それにあわせて大きな曲をつくりました。この続きは発刊第1号にて私の印象に残るピアニストのお話とともにお送りいたします。お楽しみに。また、皆さんのピアノに関する思い出話などございましたら是非お聞かせください。
メールアドレス:seishin@isis.ocn.ne.jp

「テクニクス SH-8075(1982年発売 定価¥100,000)」のこと

こちらはグラフィックイコライザーの人気商品です。
他の一般用で販売されているものが12バンド程度のものが多いのですが、プロ用に匹敵する33バンド分割イコライザーの家庭用高級モデルです。この高性能にしては低価格なところがその人気の原因でしょうか。更に今回入荷したものはオーディオ フリクエンシー アナライザーSH-8000が付属して来ました。なかなかこの付属品がセットで入荷することは珍しく、マイクや取り扱い説明書もついており、程度もかなりいいです。このモデルは約10年間売り出され、次の33バンドイコライザーSH-GE100に受け継がれました。ただし、値段は¥250.000になっていました。そんなわけで当店ではもっとも人気のあるグラフィックイコライザーです。人気商品ゆえ、このメルマガ配信時には既にお客様のお手元へということになっているかも?
発刊第1号ではこんな商品を随時紹介していきます。お楽しみに。
清進商会ホームページはこちらです。